七夕ノ伝説

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 ある日、龍楓がいつも通り丘に行くと、一際星々が輝いて見えました。写真を撮ろうと、携帯電話の電源を入れると、そこに今日の日付、7/7という文字が表示されていました。  「そっか…あの日からもう1年か…」 あの日、彼と、始めて会った日。あの日から一年。そして、今日は彼の誕生日。祝いたいけれど、そんなこと出来ないしな…そう思っていると、後ろから懐かしい声が聞こえました。
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