4人が本棚に入れています
本棚に追加
「龍楓!」
龍楓がパッと、後ろを振り向くとそこには、存在しないはずのるきの姿が。
「え、なんで?死んだんじゃ…え?」
「いやさ、今日、七夕だろ。だから、会いに来ちゃった。」
そんなノリでいけるものなの?と、不安と恐怖と混乱が共同している彼女の心は、ぐちゃぐちゃでしたが、醜いものではありませんでした。
「なんで。なんで勝手に死んじゃうの!」
龍楓は思わず叫びました。すると、るきは、深々と頭を下げました。
「ごめん。本当にごめん。」
最初のコメントを投稿しよう!