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突然の再会!?
「私のこと、覚えてますか?」
ワクワクした様子で僕の顔を覗き込むようにして尋ねてくる高校の制服を着た女の子。
嬉しくて舞い上がりそうなこのシチュエーションに、僕は今恐怖している。
僕を覗き込む顔は深緑色。顔色が悪いとか言うレベルではない。
「ごめんね、覚えてないと言うよりも、ゾンビに知り合いはいないはずなんだ……」
僕の回答を聞いた少女のゾンビは信じられないといわんばかりに目を見開き、眼球をポロリと取りこぼした。
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