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「で、何なの?」 晴美は飲んでいた紅茶を強く机に打ち付けて言う。 思わずため息が出る。 これを晴美言いたくはない。 俺は心を晴美にきちんと決めた。 それも揺らいだ事になるからだ。 でも、今、言わない訳にいかない。 「…晴美に出会って付き合ったその当時、約半年… 浮気してた。」 頭を下げる俺に晴美は呆れてため息だ。 「その人と分かれてなかったの?」 「違う!…その…当時は俺はその人と…2年近く付き合ってたんだ。少し彼女は結婚へ話を進めようとしていたが… 彼女は…事故で死んだ。」
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