2人が本棚に入れています
本棚に追加
3
「で、何なの?」
晴美は飲んでいた紅茶を強く机に打ち付けて言う。
思わずため息が出る。
これを晴美言いたくはない。
俺は心を晴美にきちんと決めた。
それも揺らいだ事になるからだ。
でも、今、言わない訳にいかない。
「…晴美に出会って付き合ったその当時、約半年…
浮気してた。」
頭を下げる俺に晴美は呆れてため息だ。
「その人と分かれてなかったの?」
「違う!…その…当時は俺はその人と…2年近く付き合ってたんだ。少し彼女は結婚へ話を進めようとしていたが…
彼女は…事故で死んだ。」
最初のコメントを投稿しよう!