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イキルは死ぬことも、生きることも出来ずにずっと苦しい。
これは、そんな多田イキルが、そんな日々を生きていく素晴らしい話だ。
まず、イキルはどうしたか?
それは、アイ子を殺そうとした。
アイ子はアイ子自身が死ぬより、イキルが死ぬ方を悲しむ。
ならば、アイ子を殺して、イキルも死ねば、悲しむ人はいない。
それで、世界は丸く収まる。
大体が、イキルが生れたことから間違いだったのだ。
イキルは難産だったと聞いた。
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