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俺だけ違う。
2人の最初の子――カサヒウと名付けた――がいなくなれば、彼女の関心は自分に向くと思っていた。
でも、彼女は赤児が生まれるたびに、どの子どもにも変わることなく、時間も手間もかけるのであった。
カサヒウは足の立たない蛭子だったので排除することができたが、その後生まれた子どもたちは、星を生命で満たすというミッションを十分に果たすことができる状態で生まれ育ち、カサヒウのようにはいかなかった。
なぜ彼女は、俺に対しては子どもたちに向けるような表情をしないのか。
俺と彼女はもともとひとつのエネルギー体であり、二つの身体に分かれて星に降り立った。
彼女の腹から生まれた子どもたちが、彼女の腕の中で何も考えずに眠りこけているのを見ると、自分だけが仲間外れなのに気づく。
子どもと一緒にいる時の彼女が一番美しく豊かさに満たされているのに、永遠にそれは俺へのものにはならないのだ。――俺はとっくに気づいている。だが一体、彼女はそれに気づいているのだろうか。
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