身も心も捧げるのは王子だけ

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「…はぁっ…あぅっ!」 ゆっくりと出し入れと律動を繰り返されていく内に、痛みが完全に無くなり快楽の波が身体を襲ってきて。 挙げたことないのない声が自然と出ていく。 「エステルの中は気持ちいいなっ…」 ニヤリと色気のある笑みをわたしに向けながら、ルイス様は律動を繰り返していく。 中を突かれる度に、くちゅりと淫らな音が鳴るのが聞こえる。 ゆっくりと動かれるのが、もどかしく焦られてる感じでわたしは無意識にルイス様の首に手を回していた。 「もしかして、もっと欲しい…のか?」 優しくして欲しいとは裏腹に、もっと欲しいと身体も心もルイス様に虜にされていた。 こくんと頷くわたしに、ルイス様は嬉しそうに口角を上げる。 「そうか。なら、期待に添えるからな」 そう言われた直後、ゆっくりだったスピードが速さをまして再奥まで何度も突き上げられた。 ぐちゅん、と言う音が何度も鳴り響く。 わたしはさっき以上の大きい快楽の波が全身を襲ってきて果てた。
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