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「俺をおまえと一緒にするな!」
「男はみんな、ヘンタイなんですよ?」
ダメだリカルドに何を言っても無駄な気がする。
早く俺も部屋に戻ってエステルに癒してもらいたい。
「そう言えば、エステリーゼ様とは初夜を迎えたんですか?」
はぁ?!
足早に歩く俺にリカルドはニヤリと笑って聞いてきた。
こんな廊下で、何って事を聞いてくるんだ!
ホントにこいつは変態だろ!
けしからん質問をするリカルドに俺は鋭い目付きでまた睨む。
「顔が鬼になってますよ?」
「リカルドのせいだ」
「私はただ初夜を迎えたのかなと聞いただけですが?」
なにが、「ですが?」だよ。真昼間からそんな質問すんな。
リカルドが初夜初夜って2回も言うせいで、あの日初めて身体を重ね合って抱いたことが色鮮やかに鮮明に思い出してしまった。
可愛い声で啼くエステル、俺を求めてくれたエステルが頭の中で……
って、ヤバい!これじゃあ、ホントに俺が変態になってしまうー。
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