登場人物設定・ロマニフ家関係者

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登場人物設定・ロマニフ家関係者

時系列順(生まれた順)です。 マトヴェイ Матфей ロシア・ノヴゴロド生まれ 共産主義者。1905年、サンクトペテルブルクで起きた「血の日曜日事件(無抵抗のデモ参加者に発砲した)」の目撃者。それからは打倒王族に燃え革命に身を投じる。赤軍先鋭部隊の伍長として中央アジア殖民区のバハードまで遠征・潜入。皇族・イリヤと偶然出会ってまさかの恋に落ちた。 (いかにも過ぎるロミジュリ設定……。) ニャーニャ/ Няня マルタ Марта ダーチャのニャーニャ(乳母)。ダーチャの性格がツァーリ向きでは無いことを心配していた。本編直後に亡くなった。 侍従/ камергер ズビグニェフ・イワノフ(62) Збигнев Иванов ロシア人。 10年後編から登場。 ツァーリ付きの侍従(秘書を兼務)。 ロマニフ家の遠縁で、ロシア貴族の家系。 母親はポーランド人なので、ポーランド風の名前がついた。 ズビグニェフは父から侍従の仕事を引き継ぎ、現在に至っている。ロマニフ家の生き字引で、なくてはならない存在。息子と娘がおり、侍従の仕事を手伝っている。 マナーには煩い。天真爛漫なダーチャには特にお小言が増えてしまう。立場上あまり強く言えず、祥に同情されてしまうことも。 イワノフは偽名。日本の「佐藤」くらいにメジャーなロシアの苗字。ロシア革命直後に苗字を変更して、貴族であることを伏せていた。 ソヴィエト解体後もイワノフを名乗り続けているのは、ロマニフ家への忠誠の意を示すため。 カリム・ボルシェヴィキ 詳細は前述通り。 ダーチャのモラトリアム時代の後見人だった。 ニャーニャ/ Няня オルガ・ボルシェヴィキ イリーナ・ボルシェヴィキ 詳細は後述。 カリムの妻オルガと長女イリーナは、6代目ツァーリ候補、イヴァンのニャーニャ。 主にイリーナがイヴァンと関わり、オルガがサポートしている。二人ともケジメでダーチャを「ツァーリ」と呼んでいる。
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