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ショー / Шo 水上 祥 / みなかみ しょう  Sho Minakami 本シリーズの主人公。 40歳。本編時は30歳。 日本人。神奈川県鎌倉市出身。 国際NGO・スイス本部の上級職員。 チューリヒ在住。 【ざっくりひとことで言うと】 ダーチャ最愛の「最高にエロカッコ可愛い」旦那さん。 【経歴】 神奈川の技術高専を経て国立大学を卒業(東大ではない)。日本最大手建設会社の本社に就職、土木エンジニアとして着実にキャリアを積む。そんな矢先、社内政治の煽りを受け国際NGO・F国オフィス(チームF国)に出向、カシュガラ事件を経て日本に帰国。その後、建設会社を退職し国際NGOスイス本部に転職。土木専門家として発展途上国技術支援の一切を決める重要な立場にいる。 【スキルなど】 母語は日本語。英語、ドイツ語は流暢に話せる。ロシア語とF国語は初心者レベル。フランス語は片言。 真摯で忠実な仕事ぶりはエリートそのもので、かつては理想の社畜だった。自分を失くすほど、周りの考えを優先してしまう自己犠牲的な面があったが、チームF国(国際NGO・F国オフィスの通称)の支えでその呪いから解放された。 ピンチのときは迷わず大切な人たちを守る行動を取り、圧力に屈しない勇気と類稀な知性を発揮する。 機械弄りが趣味で、修理や改造もお手のもの。 【性格】 性格は素直で真面目。周りの人を気遣って抑圧しがち。その分泥酔すると本音が出る。酒で失敗することもしばしば。発展途上国では理想の鴨葱。仕事以外は隙が多いので小銭をいつもちょろまかされる。 【恋愛】 恋愛に関してはポンコツかつド天然。一度だけ女性と関係を持ったが「エリートだと思ったけどなんか違う」という理由で振られた。ダーチャ以外はまともな恋愛関係を持ったことがない。 ダーチャを一度は振ったものの、なし崩し的に付き合うこととなる。常に寄り添って支えるダーチャの姿に惹かれ、次第に本気の恋に落ちる。 日本に帰国した後は、ダーチャと暮らす未来のためにスイスで働くことを決意し、国際政治の世界に飛び込んだ。同性婚のために必要な10年もの期間をスイス・チューリヒで過ごす。その後、ダーチャとスイスで晴れて同性婚を果たした。 ロシアでは今だ同性婚が許されていないため、ロマニフ家公式(表向き)は祥とダーチャは親友と発表されている。 祥自身がド天然カミングアウト拡声器(=ダーチャとの関係を隠すのがド下手)でもあるため、当然ながら関係はロシアでも周知される。今や公然の秘密と化し、隠す理由もないのに隠している、ワケのわからない状態に陥っている。 (ロマニフ家広報による会見で祥とダーチャの関係を問われ「親友です」と広報が答えて、「未だに隠す気かよ」と記者が呆れるのがお約束。) 【容姿】 黒髪短髪で、瞳はブラウン。身長は175cmくらい。細マッチョ。仕事柄体力はある方。程良く筋肉がつきしなやか。地味で目立たないタイプだったはずが、ダーチャのせいで爽やかな色気を湛えるようになった。
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