ダーチャ

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ダーチャ

ダーチャ/ дача アリョーシャ/ Алёша ツァーリ/ царь アレクセイ・ミハイロヴィチ・ロマニフ Алексей Михаилович Рома́нeв Alexei Mikhailovich Romaniev 35歳。本編時は25歳。 ロシア人。ロシア・モスクワ出身。 祥のパートナー。 チューリヒ在住。モスクワと往復している。 【ざっくりひとことでいうと】 祥最愛の「天真爛漫ワンコ王子」。 ※本名はアレクセイで愛称はアリョーシャ。通称がダーチャで、尊称がツァーリとなる。 【経歴】 ホームスクーリングで帝王学を学び、モラトリアム期間は国際NGO・F国オフィス(チームF国)に所属する通訳担当として活躍。現在は祖父の地盤を全て引き継ぎ、若き実業家となった。 【スキルなど】 母語はロシア語。日本語、英語、F国語、ドイツ語、中国語ほか15か国語はマスターしている。 耳が非常に良く、コツさえ掴めれば、短期間でほぼネイティブに近い発音ができる。また人の懐に難なく入れる天賦の才がある。自ら敵を作らず、敵を敵と思わないので、文字通りの無敵。 【性格】 天真爛漫かつ能天気、おっさん子ども。 常識の斜め上を行くぶっ飛んだ言動をし、時間の感覚が人と違う遅刻常習犯。同時に温和な癒し系でもある。「まあダーチャだしね」で大概の事は許されてしまう愛されキャラ。ハグとチューが大好き。滅多に怒らないが、祥を意図的に傷つけようとする悪意ある人物には、別人のように冷酷になる。 笑顔を振りまくことのないロシア文化では理由なく微笑むだけで「何か裏がある」と思うのだそう。いつもご機嫌でニコニコ笑う、ロシア人らしからぬダーチャは「微笑みの悪魔」という二つ名を持つ歴代最恐ツァーリとして、部下らの畏怖の対象となっている。 【恋愛】 とんでもない箱入り息子かつ無自覚ゲイだったため、祥以外との恋愛経験は無い。 バハード国際空港で押し売りタクシー運転手から全力で逃げる祥の姿を見て勘違いし一目惚れ。一度は振られたが、一途に根気よく愛を伝え続け、紆余曲折を経て祥と結ばれた。それからも盲目的に祥を愛し続けて今に至る。大好きな祥と結婚して「ふうふ」になれたことが人生最大の喜び。 ツァーリ(ロシア語で「皇帝」の意味)を拝命して以降、ダーチャを「アリョーシャ」と呼ぶのはベッドの中でイチャイチャしてる時の祥だけ。 【出自】 ロシア革命で滅亡したヨーロッパの王族、ロマニフ家の末裔。 ロシア有数の権力者の孫として先代ツァーリであるヴィクトルのもと溺愛されて育つ。 通称である「ダーチャ」はロシア語で「別荘」の意味。別荘の子、というネガティブなニュアンスで伯父一家から呼ばれていた。 祖父ヴィクトルの死後、正式に5代目ツァーリを拝命した後は一般にツァーリと呼ばれる。名実ともにロマニフ家の当主。 【容姿】 アッシュグレーの髪色(銀髪)で碧眼。肌も抜けるように白い。かなりのイケメンだが、ワンコなおっさん子どもなので、美形要素を忘れられがち。大型肉食獣と祥から表現されるくらいに、体格、特に上半身はしっかりしている。 187cm。
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