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頬を包まれ、優しくキスをされた。 おさまっていた涙が一筋、流れる。 遼がその涙を指先で拭ってくれ、ギュッと抱きしめてくれた。 「もう離さないからな」 「…うん」 頷くだけで精一杯。 強く強く。 息ができないくらい、抱きしめてくれた。 手を繋ぎ、階段を降りる。 私は、気の早いシンデレラ。 ガラスの靴じゃなく、王子様と一緒に階段を降りるのだから…。
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