『幸子さんとの対話』

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『幸子さんとの対話』

幸子さん  『やましんさん、はやく、のこり、公開してくださいよ。休載に、なっちゃったよ。書けてないならともかくも、ぜんぶ、出来てるんだから。』 やましん  『いやあ。まあ、そうなんですがね。なかなか、諸般の諸事情がありまして。』 幸子さん  『どこかの、政治家さんみたい。時間切れになりますよ。』 やましん  『たしかにねぇ。ただ、ラストを、オリジナルとは、変えようかな、と、思ってまして。』 幸子さん  『あらま。でもそれって、最終回だけでしょ?だって、やましんさんのお話しの最高のヒロインは、幸子以外にありませんよ。弘子女王さまだって、幸子ほどには、出演してないんだから。あ、もしかして、このまえ、宇宙船のなかで、双子の弘子さんと、道子さんに、両方からキスされたから。それで!?』 やましん  『あのおふたりは、ヨーロピアンスタイルですから。あれで、普通。』 幸子さん  『だって、宇宙生物が取り憑いてる怪物ですよ。』 弘子さん  『あらあ。幸子さん、嬉しいわあ。あたし、怪物とか、化け物とか、言われるの好き。もっと、言って!』 幸子さん  『うわ。女王さま、どこからきたの。』 弘子(ヘレナ)女王さま    『わしは、何処にでもおるのじゃ。いないとき以外は。』 道子さん  『ぶ! 姉上さま、わたくしは、怪物とか、言われたくないですよ。』 幸子さん  『さすが。常識派の怪物。』 道子さん  『だから、怪物ではありませんから。』 弘志くん  『ぼくは、1番のスターのはずなんだ。なにしろ、やましんさんが、最初に発案したのは、ぼくなんだから。』 雪子さん  『わたしの謎は、まだ、どのお話しでも解けていない。』 じい(侍従長)  『ひめさま、じいを、引退させてくださいませ。』 弘子さん  『却下。じいにも、怪物仲間になってもらいます。』 幸子さん  『あの、ここは、幸子のお話しのコーナーなんだから、勝手に入り込まないでください。え? おしまい?』
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