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あたしは巫女にして、名を霊夢。
幻想郷の畦道を魔理沙とともに歩いています。初夏の日差しに目を細めました。
「もうすぐ蛍が観れるんだって」
「へえ、そうなのか」
あたしは、蛍が夜に輝くのを観たことがあります。
小さな川辺に蛍がいるのでした。
「最近考えるのよ。
小さなものを大切にしなきゃって」
「霊夢は変わらないな」
「そうかしら」
「昔から霊夢にはそういうところがあったぜ」
「なら、誉め言葉らしいわね」
小さな余暇を大切にしなきゃって思う。弾幕ごっこもいわば、そのためにあるんだし。
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