無限マンダラ。
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「紙人形ね」とあたし。 あたしは巫女の霊夢よ。 神社の境内で落ち葉を集める手を止める。友人の魔理沙がもってきた、紙人形だ。 「弾幕ごっこの人形だわ」 「それって昔からそう言われていたよな」 あたしは無限マンダラを思い出す。 はるか昔に人間が幻想郷を作ったのだ。 魔理沙はにやりと微笑むと、紙人形を境内に吹き込む風にのせる。すると色とりどりのまばゆい光が空にすこしだけ浮かんだ二対の紙人形を取り巻くのでした。
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