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書き始め
「なぁ?
機嫌直して これ食べなよ」
僕は サンタの砂糖細工が乗った
ケーキを そっと差し出す
「別に…機嫌 悪い訳じゃない」
愛想が悪く そう答えたのは
誰が見ても美人と答えるだろう
絹の様な黒髪 少し伏せ気味の目
整った顔立ちをした 女の子 だ。
どうして このような状況に
なっているのか?
それを これから 日記を読み返しながら
語っていこうと思う。
この狭い ワンルームの
部屋の中で。
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