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……ダメだ いくら考えても 納得のいく答え等 得られない この女の子に直接聞くより他ない そう決意を固めた僕は 一見 大学生のようにも見える 女の子の近くに寄っていき 優しく声を掛けた 「ねぇ君 ちょっと起きて 聞きたいことがあるんだ」 女の子は眠そうに 僕の枕を抱き抱え 上体を起こし ベッドの上に座る。 「んー おはよ〜」 さっきも聞いた挨拶を またもや呟く女の子に問いかける 「君 どこから入ったの?」と。
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