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僕の右側 部屋の配置的に 壁側 そこに 長くて黒い 絹の様な髪をした 女の子が 僕と壁に 挟まれるように 顔をコチラに向け 寝ていたのだ。 「わぁああ!!!!」 本日 二度目となる 叫びを上げながら 僕は ベッドから 転げ落ちた。 「ん〜」 女の子は まだ 眠そうな目を擦りながら 身体を起こし 「おはよう〜」 それだけ言うと また パタンっ とベッドに身体を預けた (なんなんだ…何がどうなっている) そこで 僕は 思い出したんだ。 昨日 寝床に入りながら タルパ を造っていた事に。
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