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魔女がやってきた
結城沙耶香が移動になって人手不足の秘書課。
役員のスケジュール管理を加奈子が受け持つことになった。
「鷹崎専務は、自分でなんでもしてしまうでしょう?教えるからお願いね。」
千秋さんは色々教えてくれる。
他の3人も悪い人達ではなく、ファッションや合コンの話で盛り上がる普通のOLで加奈子は居心地がよかった。
「加奈子ちゃんお姉さんってフランス語の翻訳って出来るかな?通訳は?」
千秋が社長室から出てきて加奈子に聞いた。
「出来ると思いますが?」
確か英語とフランス語とイタリア語と中国語はできた記憶が加奈子にはあった。
「今日ねフランスからお客様がくるんだけど、通訳が必要で前にいた沙耶香さんに手配お願いしていたのだけど手配ミスみたいで、ほら最近うちが買収したデザイナーズブランドの撮影があるのよ。」
聞いてみてくれる?とお願いされたから加奈子は姉に聞いてみたら大丈夫だと返事があった。
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