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「相川、楽しそうですね。」
「いや楽しいよ、問題が解決して親友の長年の恋を応援できるそりゃ仲間もいて楽しいですよ。」
鷹崎は本当に楽しいという相川の顔を見て大きな溜息をつきソファーに持たれた。
「ここまで来たら腹をくくるしかないぞ!」
わかっていますよ。と答えて鷹崎はスマホに届いたワンからのメッセージに目を通した。
「脅迫については心配いりません、今拘束している。」
花を脅迫していた会社の人物の処理も終わったという連絡がきたと相川に報告した。
「心配事は無くなったし、俺は千秋に相談してくるわ~。」
手をふって専務室を後にした相川は秘書室に向かったようだった。
「遊ばれてますよね~。」
そう独り言を言って鷹崎は気分を取り戻して仕事を再開した。
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