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「俺は佐伯に会いたかったんだ!」
どうする?と鷹崎は美鈴に聞いた。意外にも鷹崎は美鈴にこう言った。
「僕は美鈴さんが嫌だと言うなら無理強いは
しませんよ、でも彼みたいなタイプは何度も
来ますから僕が同席しますから少し話します
か?」
大丈夫僕がついてますという鷹崎の言葉は美鈴を安心させた。不思議と彼がいたら大丈夫という気持ちになったし、彼の言う通り今日逃げてもまた田崎は会いにくるように思った。
「はい。鷹崎さんお願いします。」
美鈴がそう言うと鷹崎は柔らかい笑みを浮かべた。
「行きましょうか。会議室は空いてますから。」
会議室に移動する間も美鈴は鷹崎の側を離れなかった。
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