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鷹崎は浮かれていた。
「付き合って欲しい」告白する場所を「あの場所」にと選んだのはバレエを諦めた時の彼女の辛い気持ちを少しでも払拭してあげたかったからだが、告白が成功するとも限らなかった。
「私も好きかもしれません。」そう言ってくれた時には耳を疑ったほど
額にキスをしたときの彼女の顔が可愛くてどうしょうもない。
彼女の心が欲しかった、だから抱きしめても体を預けてくれるようになった今・・これ以上はゆっくりでいい急ぎはしない。
「今度は名前で呼んで欲しいと・・お願いしてみますか。」
少なくても可愛く頬を染める彼女は見れるはずですね楽しみです。
今日から始まる日々を考えると鷹崎は顔が緩んでいるのを自覚しながら帰路についた。
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