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涙を流す君に幸せあれ。
悔しくて 悲しくて
迷って 俯いて
きっと 辛かったんだね
空には雲が浮かんでた
それは分厚くて
今にも落ちてきそうな空で
今にも堕ちてきそうな闇で
どんなに悔しかっただろうか
どんなに悲しかっただろうか
泣いたってかまわない
迷いながら進めばいい
俯きながら確かめればいい
分厚い雲から雨がふる
汚れを落として晴れ渡るように
いつしか空に光の梯子が降り注ぎ
虹の架け橋が浮かんでた
その空には雨が降っていたんだ
いずれ虹は消えてしまうけど
雨は君のうつむく地面を濡らし 草木を育て
やがて綺麗な花を咲かすだろう
『ほら、ちゃんと確かめたかい？』
『大丈夫、泣いたっていいんだよ。』
次はどこに行こうか
2人で迷いながら進んで行こう
『ほら、あそこにも』
綺麗な花が咲き誇る
そうだ
『明日は2人で傘を見つけに行こうよ。』
君は嬉しそうに笑ってくれた
晴れ渡る空に
笑顔の太陽が咲きますように…
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