ヒーローの母

ウルトラセブンの『狙われた街』を観た
この作中に出てくるような下町の夕景になぜこれほど懐かしいものを感じるのだろう
少年だった80年代まではあんな景色がよく見られた
茅葺き屋根の家もあちらこちらにあった
夕日はその日の終わりをあらわしている
そしてひとつの時代の終わりをあらわしている
時代は進む
下町も変わってゆく
だからなつかしいのだろう
過ぎ去ってほしくないという想いがそこにあるから