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あとがき
愛香と直樹の三部作は、これで完結です。最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
第一作が愛香、第二作は直樹が幸せになるまでの内容となっておりまして、この二作だけでも十分成り立つかなと思ってはいます。
本編になります第三作は、二つの作品で書ききれなかった部分を中心にしてますから、読まなくてもいいといえば否定しきれない内容。それにも関わらず、たくさんの方からの応援をいただけて本当に夢のようです。深く感謝しております。
冒頭の二つの章は、前の作品で書けなかった部分を決着させるという意味で、まず、最初に、という気持ちでした。
直樹と玲奈にとって、心の傷となった相手との対面(電話もありますけど)。綺麗な形で収まって、私もホッとした部分です。
そして、問題の第三章以降。
この展開は、第一作目から考えていました。直樹の性格を設定する時に一番重要だったのは、父親との関係。
玲奈と幸せになりましたから、無視しても大丈夫とは思ったんですけど、なんとなく、傷つけた側が順調に生活していることに、私が納得できなかったという……
井沢優版、ざまぁという感じでもあります……
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