びらん

135/146
前へ
/146ページ
次へ
そして信一、桜井、大場とみな車を降りた。 本部が言った。 「ここがびらんを封印する場所だ」 桜井が聞いた。 「神社ですか」 草野正司が答えた。 「私の昔からの知り合いのいる神社です。びらんは昔、神社で封印されました。ですから神社は苦手なはずです。だからここで封印します」 「びらんを呼び出すんですか?」 桜井が再び聞くと、今度は本部が答えた。 「びらんを呼ぶことはできない。あいつが来るのを待つんだ」
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加