141人が本棚に入れています
本棚に追加
「叶翔、これ飲んでみて。」
「ん?なにこれ」
「それは飲んでからのお楽しみ。」
「え〜わかった」
小さなカプセルを飲むと、段々と身体が熱くなってきた。
「まっ、てこれ、な、に」
しかも桜舞から強い匂いがするようになってきた。
「ひ、らり、いいにお、い」
「はっ、叶翔もね、やばっ、これ、オメガ体験キッド」
「オメガ…?でも、そん、なこと、より挿れて、ほしぃ、ね、はや、く挿れて、」
桜舞がスボンのベルトをカチャカチャと外す。
「叶翔、あんまり煽ると首噛んじゃうよ」
「い、よ、」
全て脱ぎ脱がされ終わると、桜舞は真っ直ぐ首に向かった
「本当にオメガになった訳じゃないから痛いよ。」
「だい、じょぶ、」
「そう、いくよ。」
ガブッと首を噛まれる。
けど、思っていた痛みは来なくて、なんなら桜舞の匂いが強まった。
「ひら、り、にお、い、つよっ」
「はぁっ、やばっ、ヒートしそう、」
桜舞がヒートしたら僕明日仕事行けない、よね。
「しゃ、ちょは、明日、やすみ、ます、」
「言ったな、後悔、すんなよ。」
ぎらりと獣の目になった桜舞。
後悔したのは言うまでもない。
―――
「ぁあ゛!も、ゃら、やめっ゛」
「ぁ……、叶翔、ごめん、これ最後に、するから」
「ひぁあ゛、も、ぅあ゛!」
どくどくと何回目かも分からない白濁液が中へと注がれる。
ずるっと抜かれればこぽこぽと白濁液が流れ出るのがわかった
「叶翔、大丈夫?って、大丈夫なわけないか…。」
「はぁはぁ、も、無理。」
そう言ってすぐに意識は途絶した。
オメガ体験キッドが年に1回の恒例行事になったのは2人だけの秘密であった。
最初のコメントを投稿しよう!