番外編1

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「叶翔、これ飲んでみて。」 「ん?なにこれ」 「それは飲んでからのお楽しみ。」 「え〜わかった」 小さなカプセルを飲むと、段々と身体が熱くなってきた。 「まっ、てこれ、な、に」 しかも桜舞から強い匂いがするようになってきた。 「ひ、らり、いいにお、い」 「はっ、叶翔もね、やばっ、これ、オメガ体験キッド」 「オメガ…?でも、そん、なこと、より挿れて、ほしぃ、ね、はや、く挿れて、」 桜舞がスボンのベルトをカチャカチャと外す。 「叶翔、あんまり煽ると首噛んじゃうよ」 「い、よ、」 全て脱ぎ脱がされ終わると、桜舞は真っ直ぐ首に向かった 「本当にオメガになった訳じゃないから痛いよ。」 「だい、じょぶ、」 「そう、いくよ。」 ガブッと首を噛まれる。 けど、思っていた痛みは来なくて、なんなら桜舞の匂いが強まった。 「ひら、り、にお、い、つよっ」 「はぁっ、やばっ、ヒートしそう、」 桜舞がヒートしたら僕明日仕事行けない、よね。 「しゃ、ちょは、明日、やすみ、ます、」 「言ったな、後悔、すんなよ。」 ぎらりと獣の目になった桜舞。 後悔したのは言うまでもない。 ――― 「ぁあ゛!も、ゃら、やめっ゛」 「ぁ……、叶翔、ごめん、これ最後に、するから」 「ひぁあ゛、も、ぅあ゛!」 どくどくと何回目かも分からない白濁液が中へと注がれる。 ずるっと抜かれればこぽこぽと白濁液が流れ出るのがわかった 「叶翔、大丈夫?って、大丈夫なわけないか…。」 「はぁはぁ、も、無理。」 そう言ってすぐに意識は途絶した。 オメガ体験キッドが年に1回の恒例行事になったのは2人だけの秘密であった。
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