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 その日は一日、何も見に入らなかった。休日出勤の為会社に出勤して、いつもは面白いはずの同僚との会話も何も感じず、美味しいと評判のレストランでの昼食も、味を感じなかった。  僕は覚束ない手元でキーボードを叩き、資料を作りながらぼんやり考えていた。
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