8/4 新作が思いのほか酷い( ̄◇ ̄;)

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✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 【『結婚相手を間違えました(仮)』 Prologue/サンプル】 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 「あっ、やだっ、偉央(いお)さんっ。これ……っ解いて……っ」  結葉(ゆいは)が手を動かそうすると、手首に巻かれたロープがギシッと乾いた音を立てて、この手は自由にはならないのだと現実を突きつけてくる。 「結葉(ゆいは)が悪いんだよ? 僕の仕事中にこっそり出掛けたりするから」  言いながら、結葉(ゆいは)の膝を割るようにして、夫の偉央(いお)が、強引に腰を進めてくる。  ラテックス越しの夫の(たかぶ)りを、まだちっとも準備の整っていない入り口に擦り付けられて、結葉(ゆいは)はギュッと目をつぶった。  濡らされないままにそこへ挿入されることの苦痛を、結葉(ゆいは)は彼と結婚して3年で、嫌と言うほど思い知らされた。 「お願っ、偉央(いお)さ、……痛いのは……イヤぁっ!」  抱かないで欲しいと懇願しても無駄なことは知っている。  だから、それはもう諦めた。  だったらせめて、痛くないようにして欲しい。 「僕を裏切っておいて……優しくされたい? 結葉(ゆいは)。キミはどこまでバカな女なの?」  フッ、と鼻で笑うなり偉央(いお)結葉(ゆいは)の中に力任せに押し入ってきた。  膝を抱え上げられ、必死に抵抗しても、両腕を縛られてベッドに()わえ付けられている結葉(ゆいは)には、身体に覆い被さってくる偉央(いお)の胸を押し返すことすら許されない。 「や、ぁっ、偉央(いお)さんっ、私……ホントに貴方を裏切ってな、んか……っ」  力任せ。強引にこじ開けられた隘路(あいろ)が、自衛本能から懸命に蜜を吐き出す。  その(ぬめ)りでさえも、偉央(いお)を怒らせる。 「無理矢理犯されてもすぐ濡れてくる、とかっ。……結葉(ゆいは)っ、お前、どんだけっ淫乱、なん、だよ!」  結葉(ゆいは)の下腹部へ乱暴に腰を打ち付ける偉央(いお)は、額に汗を滲ませて呼吸を乱しながら、身体の下に組み敷いた妻を(さげす)む。 「僕がっ、どんなにお前のことを愛しているかっ、結葉(ゆいは)だって知ってる、だろ!? なのに何で僕の言いつけを守れないんだ!」  結葉(ゆいは)の中に収めていた肉棒を乱暴に引き抜くと、偉央(いお)はグルッと結葉(ゆいは)の身体をひっくり返した。 「やん、もぉっ、やめてぇっ」  涙目で結葉(ゆいは)が訴えるけれど、偉央(いお)はお構いなしでその腰を背後から抱え上げ、無理矢理膝を立てさせてバックから一気に貫く。  結葉(ゆいは)を後ろから烈々に犯しながら、前に這わせた手のひらで力任せに彼女の乳房を鷲掴(わしづか)むと、縄で束ねた結葉(ゆいは)の手が、痛みに耐えるみたいにギュッと拳を握ったのが分かった。 (――もっと苦しめばいい)  そんな激情にかられながら、偉央(いお)は言葉を紡ぐ。 「僕を悲しませたらっ、こう言う目に遭うって、結葉(ゆいは)はいつになったら……覚え、るのっ!?」 「()()さっ、誤解……なのっ。も、許してぇっ……!」  結葉(ゆいは)嗚咽(おえつ)混じりの懇願を、しかし偉央(いお)は聞いてやる気なんてないのだ。 「口で言っても……結葉(ゆいは)は分からない、みたいだから、ね。しっかり身体にっ、刻み込んでやるよ! 僕を裏切ったら……どうなるかっ」 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 【以上サンプル終わり】 ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
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