俺の名前は無敵君

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体が重いのだ。。 頭が痛い。吐き気を抑え、椅子から立ち上がった。 視界が真っ白になる。 ---3日後--- 目が覚めると、そこは病院だった。 どうやら疲れ果てていた私は、会社の休憩時間中に心臓発作を起こし、倒れたらしい。 病院のベッドから体を起こそうとするが、起き上がれなかった。 体調を崩した私は入院し、養生する羽目になった。 会社に行かなくては。妻と娘を養える人間は俺しかいないのだ。 妻と娘は、出社を引き留めたが、お金がなければ食べていけない。 お金がなければ食べていけないんだ。今の生活レベルも維持できない。 わかってくれ、わかってくれ。 主任と会うのが憂鬱だ。でもああいう人間に限って自分よりも上の立場にいるのはなぜだろうか? 。 。。 。。。 何でもないことのように考えていた。何でもないことなのだ。笑顔を絶やすな。少なくとも家族の前では笑顔だけは絶やすな。 笑顔を無理やり作る。笑顔を無理やり作るんだ。 だがなぜだろうか。鏡に映るのは奇妙にゆがんだ笑顔と笑ってはいない目。その両目からはとめどなく涙があふれる。
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