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「もうこんなに感じて」
にっこり笑いながらスカートの中に入れた指を動かし、私を見て言った。
ゆっくりと外を攻めた後、中に侵入し、ぐちゃぐちゃに搔き乱す。
「んっ……あっ……はぁっっ」
我慢していても声や息は漏れる。優梨の肩も激しく上下し、荒々しい息が聞こえてくる。
濃厚なキスを交わしていると私の両手は解放された。
「持ってきてない」
優梨は私にそう言った。何がとは聞かなくても分かる。後先考えないところが優梨だ。
「じゃあ、続きは3ヶ月後、その気になったらで」
「ウソでしょ?」
優梨が驚いている姿を見て私は笑みを浮かべた。
「ムリ」
優梨はそう言うと私の中を更に激しくかき乱しながら私を翻弄していく。
「ああっ……」
私が小さく声を荒げ、目をつぶるとあと一歩のところで止められた。
「何一人で気持ちよくなってんの?」
意地悪な事を言う。それならその指を外してくれと思いながらも続きを期待する。
「何その顔」
そう言いながら優梨は私の中を徐々にかき乱していく。あと一歩という所でまた止める。
それを何度も繰り返され、私の体は熱を帯びていた。
「欲しいの?」
「イジワル……」
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