3606人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
優梨の指が太ももの付け根から徐々に移動し、私の敏感な部分を刺激する。
私は思わず優梨を抱きしめた。
「俺は断然こっち」
こういうことはいつも遠回しだ。優梨は言葉にして欲しいことを言葉にしない。
「戻る? それとも……」
優梨がとろんとした目で私を見て聞いてきた。ベッドがあれば今すぐにでも優梨と溶け合うだろう。
「戻る」
私はそう言いながら優梨に濃厚なキスをした。
「これ、拷問?」
優梨の言葉の意味は体を密着させているから分かる。
「そうかも」
私は再び優梨にキスをした。
最初のコメントを投稿しよう!