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話はまとまらないようだ。もう優梨が入社するという事で色々な人が動いていたようだ。それを今更撤回なんてお父さんの立場が無いという事らしい。優梨は一度電話を切った。
「俺働いちゃ駄目かな?」
離婚を引き合いに出された優梨は、離婚は絶対嫌だからと言い、一晩中話し合ったがどうすることもできなかった。
結局優梨はあの会社で働くことになった。
神様どうか優梨に辛い思いをさせないでください。
私ができることは祈ることくらいだった。
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