働かなきゃいかん

1/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
こんにちは。 熟成みかんです。 今日は自分の好きな言葉、現在の状況にについて書こうと思います。 私は自由が大好きです。 受験勉強を必死に頑張って大学まで入ったのも4年間、基本的に何をしてもいい。 という自由が欲しかったからです。 大学生活はめちゃんこ楽しかったです。 田舎の大学に入り、親の脛をかじりながら、優しい人々に囲まれて時間的自由を存分に謳歌させていただきました。 ただ、大学生活を過ごす中で唯一、不満だったことは経済的に不自由だったことです。 学費は親に払ってもらって。 仕送りを毎月もらいながら過ごす。 こつこつと節約しながらです。 バイトは…不真面目なのでしてなかったです。 親の脛を十二分にかじってました。 ただ、それは自分の中にちゃんと理由があったからです。 大学ではいくら経済的に不自由でも、時間がある。その時間をどうやって過ごすか。 経済的に不自由な状態でいかに自由に過ごせるかを考える4年間にしようと決意していたからというのもありました。 大学生活という時間的自由終え、就職活動も無事に終わりました。 皆さん、社会人ってどんなイメージがありますか? 社会の歯車。道を歩くサラリーマンはみんな目が死んでる。ブラック企業…。 そんなイメージありませんか? 少なくとも私はそんなイメージがあります。 自由とは正反対のイメージです。 しかし、私は大好物の自由が脅かされる不安は全くなかったです。 親からの経済的支援からある程度外れることの自由。 社会の一部に組み込まれるという不自由。 この二つはどうあがいても両立することが今の私の能力では不十分だと感じていたからです。 親の脛をかじらないなら社会の脛をかじろう。 会社の脛をかじろう。 雇ってくれる人がいるならそこで働いて受け取れるだけの何かを受け取ろう。 自分一人で生きてはいけないから。 そんな気持ちでした。 むしろ楽しみでもありました。 今までは経済的に不自由だった。 お金を使わずに楽しむ趣味を大学生活で存分に享受したのだからこれからはお金を使う趣味ができる。 本が買える。ずっと気になっていたワインを極めることができる。 時間をいかにうまく使うかは大学4年間で学び尽くしたのでうまくやっていける自信がありました。 しかし、社会は自分が思っているより何十倍も厳しかったのです。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!