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勇者フルボッコで騒動終了
「ミラージュ♡ミラニャンコ♡ただいまー!あん?」
馬鹿が愛人の部屋に駆け込んできた時、そこには、全員が集合していた。
「あ、あれ?フラさん?エメルダにイゾルテに、ええ?!ユノまで?!」
「ああもうこの友達は、妊娠初期が1番大事ですのよ?お母様がいないマリルカの面倒をどういたしましょう?」
「みんなでかわりばんこで会いに行きましょう。カノンちゃんはマリルカと仲良く出来るといいですね」
ユノは俺を見ようともしてなかった。
「私も、今月生理が来ないからきっとマリルカみたいになる。同時期に赤ちゃん出来るなんて微妙」
あー、このタイミングでイゾルテも?
「グス。びんだありがどう。だいずき。ああママ。フラママ。びゃあああああ!」
幼児返りしてんなミラージュ。
ああまあいいや帰ろう。家に。
「じゃあ、俺は先に家に帰ってフェリックスとカノンの面倒見てるから」
子煩悩なパパを気取ってこっそり帰ろうとしていた。
「フェリックスはリーゼロッテがいればいいし、カノンちゃんは」
「母がメロメロにされてます。おばあちゃんですから」
俺要らないのね。とりあえず帰ろう。
「じゃあこれから同盟の会合始めましょう。ジョナサン・エルネスト。そこ座りなさい」
「え?そこの椅子に?」
「いいから。そこに座れ」
その場で正座させられていた。
「じゃあ、会合で出た結論に異論はないわね?」
「異議なしですわ」
「うん。先生残念だけど」
「しぇんしぇいのタマを割る。それは正妻の花道」
「割っちゃってください」
その返答何いいいいいいいい?!
「前に言ったわよね?したら、割ると。そこを動くなあああああああああ!浮気者おおおおおおおおおおおおお!!!」
う、うわあああああああああああああああうわ!!
まあいいよ。俺が割られることで世界大戦が和平になるならさ。
だからって痛くねえってことはねえぞおおおおおおおおおお!
うっぎゃああああああああああああああ!!
何かよく解らないが、救星の英雄の犠牲によってセントラルとアカデミーの衝突は、無事治められることになった。
特にユノの蹴りが1番痛かったという。
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