0th memory

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Side??? どうしてか、わからない。 なんの前触れもなく、君が消えてしまった。 これまで、女という女に好かれ、付きまとわれた。 もう飽き飽きしていた。 中身も見ず、ゴテゴテ飾り立てたパッケージだけで選ぶ、無駄なショッピングと同じ扱いをされることに、嫌気すらさしていた。 だから、かつての僕は……。 女というものは、ファストファッションと同じ。 欲しい時だけ手に入れ、1〜2回ほど「使い倒し」あとは捨ててしまうか寄付をする。 それだけの価値でしかないと思っていた。 そして自分もまた、それだけの存在でしかないと、思っていた。 それを変えてくれたのが、君だった。 君が、僕にとって唯一守りたい、愛したいと思った女だった。
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