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これ以上我慢できなくて、私は道弘さんの動きを待たずに、彼の首に腕を絡ませて自分から腰を沈めて行った。ぐっと太い楔が私の体内に挿入(はい)ってくるのが解る。とても大きい。
「キツいな」
「こんなに大きいのっ・・・・体験した事ないっ!」
子宮への圧迫感は半端なかった。
「誰と比べているんだ」
道弘さんの目つきが変わった。愛しさを同調させていた優しい眼差しだったのに、今は鋭く光っている。「俺以外にもそんな可愛い顔を誰かに見せたのかと思うと、腹立たしいな。美緒がヤキモチ焼いた気分が、よく解った」
「えっ、んんっ・・・・」
情熱的なキスをされて口内侵略されると同時に胸先を弄られ、下からずんずんと激しく突かれた。
「ふ、んんっ、ふう――っ!」
肩を持たれ、ぐいっと深く、体内に激しく楔を打ち付けるように突いてくる。奥の、奥まで。
息ができなくなって、トントンと逞しい胸を叩いた。ようやく離して貰えたと思ったけれど、お陰で下の侵略がより集中された。
「や、あぁっ、ま、待ってぇっ! だめ、ぁあ――っ!」
初回から飛ばしてくる。こんなスピードで激しく突かれた事無い上に、中はどろどろのぐちゃぐちゃになっているから、おかしくなりそうだ。
「俺にヤキモチを焼かせたバツだ。今から、全部俺が上書きしてやる。他の男の事なんか、忘れろ」
「あぁあっ、みちひろさ・・・・っ! やあっ、あ、おかしくなっちゃうよぉ――っ!」
「いいぜ、なれよ」
そんな言い方、ずるい。
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