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「美緒はココが好きだな」
あっという間に弱点を覚えられてしまった。右胸より左胸の方が感度がいいらしいというのは、何となく自分でも解っていた。それを道弘さんは一瞬で見抜いてしまったのだ。右胸は執拗に指で弄り、左胸はさっきまで口内侵略していた柔らかな舌を巧みに使って私を悦ばせにかかる。優しく、時々Sで攻めて来る。
「やあっ、むりっ。もうむりっ、や、はあっ、あぁあ――っ」
道弘さんに貫かれ、彼を深く飲み込みながら三度目の絶頂を迎えた。視界は白濁に染まり、喉を突き上げて悲鳴を上げた。
崩れ落ちそうな私の身体を支え、彼は一言囁いた。「気絶するのは早いぜ。これでも手加減してるんだ。勝負はまだこれから――」
その一言で、本当に気絶しそうになった。これで手加減って・・・・!
もう倒れそうなんですけど!!
しかし鬼はまだ赦してくれない。
甘く激しい攻撃は、私が本当におかしくなって昇天するまで、容赦なく続けられたのだ。
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