19人が本棚に入れています
本棚に追加
「…という訳で、俺は今から下界に行って人生謳歌してくるから」
「え?どういう訳ですか!!?」
キッレが慌てて俺にすがり付いてきた。
イケメンめ。多少やつれてはいるが、それすら影のあるイケメンだ。
結局、イケメンはイケメンでしかないんだ。
「じゃ、宜しく」
「ギューーーーーーーーーーーード!カムバック」
キッレが悲壮感満載な顔で手を前にだして階段に這いつくばっているけど、そんなの無視して俺はビュンッて飛び降りた。
フフン!俺は神様だから、落ちても死なないからね。
ビューーーン。
ビュービューーーン。
落下速度、速くない?
今さらだけど、普通に恐い!!!
俺はなぜ羽とか飛行機とか創成しなかったんだ!
なんと前世を思いだした俺には恐怖心も復活していたようだ。
ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!
最初のコメントを投稿しよう!