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2ギルマスに見せかけた弱者
琴葉)ここが…ギルド…
智也)はぁ…はぁ…よく疲れないな…
穂乃果)ホントに…
琴葉)失っ礼します!
カランカラーン
〜冒険者ギルド〜
琴葉)おぉー凄!
智也)ゲームみたいだ…
穂乃果)あそこにいる受付(?)の人に話しかければいいのかな…?
琴葉)すみません
??)はい。冒険者ギルドへようこそ!私はアイリーン、ここの受付をやっています。
穂乃果)はい、よろしくお願いします。
アイリーン)所で皆様は…
智也)(転生とかは…言わない方がいいな)
智也)親が病気になってしまって…とりあえず出稼ぎに来たんです。
アイリーン)そうでしたか。失礼ながら…戦い方、この世界の常識…等は知っているのでしょうか?
穂乃果)いえ 全く知らないんです
アイリーン)大丈夫です!ここで教えれますので。
〜〜〜〜〜〜〜〜
アイリーン)戦うにしてもまずは適した武器を知ることが重要ですね。
アイリーン)では…ステータスと唱えて見てください。
穂乃果&智也&琴葉)『ステータス』!
琴葉)おぉ出たでた
アイリーン)こんな…ありえない
智也)どうしたんですか?
アイリーン)この世界の平均値を大幅に超えています。この世界最強と言われる『ドラゴン』の約1.5倍です。
琴葉)いえーい!
アイリーン)ですがまだ…戦闘技術とLvが足りませんので…ギルドマスターへの連絡をしてきます
琴葉)異世界物は『能力値めっちゃ凄い』か『能力値めっちゃ低いor普通』のどちらかだからなぁ
穂乃果)前者で良かったね。
??)アイリーン、こいつらが…?
アイリーン)はい、
??)初めまして。ボクはギルドマスターのぺぺです。
穂乃果&智也&琴葉)よろしくお願いします。
ぺぺ)とりあえず奥の部屋に移りましょうか。
穂乃果)はい。
ぺぺ)単刀直入に言います
ぺぺ)貴女方は最強ですね。
智也)え…(ホントに単刀直入に言ったな…)
ぺぺ)しかもチームとしての能力値バランスも取れています
アイリーン)トモヤ様は弓矢。ホノカ様は回復、魔法系統。コトハ様は剣の適正値が優れているようです
穂乃果)はぁ
ぺぺ)冒険者は、日々魔物を狩ったりクエストをクリアしたりしておカネを稼いでいます。冒険者にはランクもあり…
アイリーン)1番低いのからZ,F,E,D,C,B,A,S,SSとなっており、1番高いのがSSで、このパーティーはまだ世界中に1つもありません。
ぺぺ)SSとなれば、世界中が皆さんの名を知ることとなるでしょう。
琴葉)へぇ〜
ぺぺ)そして…皆さんならSSも目指せる!と確信しております
智也)(そんなに期待されたって…)
穂乃果)ちなみに普通は何ランクなんでしょうか?
ぺぺ)普通はDかE、良ければCで退職すると言われております
ぺぺ)私は元Eですが…(ボソッ)
穂乃果)そ、そうですか。
ぺぺ)ランクを上げる方法はひたすらクエストクリアをすることですが…
ぺぺ)皆様の場合、『特別試験』を受けることでB,Aランクから始められると思います、
琴葉)その『特別試験』って何ですか?
ぺぺ)ギルドマスターが見込んだ者のみ受けられる特別な試験です。これをすればある程度適切なランクから始められます
琴葉)よし!やろう!
穂乃果)かっる!
智也)でもそれしかないよなぁ…
アイリーン)でもあなた方は戦闘の仕方等、全く分かりませんよね…?
琴葉)ギグ
智也)そうだったなぁ
ぺぺ)特別講師をそれぞれに用意しましょう…
〜訓練所〜
智也)あの人達が…?
アイリーン)たしか魔法、剣、弓矢のAランクパーティーだって。
穂乃果)いい人だといいけどなぁ
〜第2話[完]〜
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