『そんなのじゃない』で検索
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「...そんなの、私の方が訊きたい」 「訊いたのか?」 「いや」 あの日以来、勇一とは顔を合わせていない。部活はインターハイまでだし、彼のクラスにも用はなかった。プリントの最下部には「打ち合わせ厳禁!」とある。 「そのくせ山崎には会ったんだな。あの後大変だったんだぞ」 「話しかけてきたのはあっちだよ。何かマズいことでも言った?」 今度は溜息。そもそも、勇一に声を掛けてやるなと言ったのは山崎だ。
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