第1話 あやしい人影

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とはいえ、人間が空を飛べるわけがない。 鳥か、風で舞いあがった黒いごみ袋を見まちがえたのだろうか? 翔太が、息を切らして竹やぶの前にたどりついたときには、その人影はもちろん、ペケのすがたさえ見あたらなかった。
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