振り返ればそこに

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☆  その後、また私宛の手紙が届いた。 『早く別れてください。ブスな私への当てつけですか。生きているだけで目障りです。』  あの後輩たちの子の仕業か――。  私は直観で判断した。  こんな脅しに負けてられない。  後輩たちに何をされても構わない。  私は五月くんの手を離さない。
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