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ui
しばらく離れて見守っていると、司の方からだんだんと近づいてくる。
「ーー君は?」
司は問いかけた。
「私はAIとロボットの間にいるUIです。。」
「UIって??」
「AIよりも人間に近い最新型のロボットになります」
ーーうーん。。
僕、あんまり分かんないや。。
僅か数秒間考えたのち、司は理解する事を諦めた様だった。。
「ーー私に名前を付けて下さい」
UIは言った。
「ーー機械でしょ??名前なんて必要の?」
司は言った。
「あなたの付ける名前が欲しいのです」
UIはそう言って、照れたように笑う。
「ーーもしかして……今…照れた?」
「そんな事言わないで下さい。まだ少し恥ずかしいですから」
ーー君は「感情」を持っているの?
ーー人間に近いって、、そーゆー事??
不思議そうに司が言った。。
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