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『ピンポーン………カチャ、はい、サンダースです』
「お久しぶりです、栄一です」
『ちょっと待ってくれ』
やがて一人の男が玄関から出て来た。
「ご苦労だったな、栄一、そちらの方は?」
栄一は答えた、
「日本から一緒に来ました」
サンダースはこちらに頭を軽く下げ、栄一に聞いた、
「如月は一緒じゃ無いのか?」栄一は返す、
「実はその事でサンダース大佐の元へ行けと言われました、」
サンダースは何かを悟ったかの様に顔色が変わり、
「まぁ中に入りなさい、コーヒーでも出そう」
と言って私達を中に入れてくれた。
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