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「襲われた事とか、晃貴の事とか…」
「……」
「まだ泉のことを完璧に忘れたわけじゃない、思い出したらすごく気持ち悪くなるし…」
「……」
「晃貴が好きってことも、考えないようにずっと勉強してたから」
「…そうか」
「……」
晃貴は瞼から手を離すと、そこに軽いキスをして。
「真希?」
優しく私の名前を呼んだ晃貴は…
「もう危ない目に合わせねぇ、絶対俺が守るから」
たびたび見せる、真剣な表情をして。
「マジで大事にする、これまでの事一生かけて償うから」
「…晃貴……」
「好きだよ、マジで好き、ありえねぇぐらい惚れてる」
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