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大きくなってから後で知った。
私を生めば5分の1で命を落とすと。
心臓が耐えられないのだ。
でもママは誓った。
せっかく授かった命だから産むと。
本当なら、子供は望めない身体に、
神様が授けてくれたから。
だから私は星になって、この子を見守るわ。
たとえ死んでもそうする。
泣きながらパパは、ママの最初で最後の
ワガママを聞いた。
ほしかという名は、夜だけでなく昼間も一緒に
居られるようにと付けてくれた名前だ。
星は昼間は見えないけれど、確かのお空の上にある。
絶対に名に星を入れてね。
だからパパは女の子の私に、星と花と書いて
星花とつけた。
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