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ひとに感想を求めたら変なのに絡まれちゃったふぉろわがいらっしゃるようで、まあその手の話は私も思うところが無いわけでもないものですから、ふっと思い立って筆を執りました。
創作をする場合において他人と関わるときに一番大事なのはやはり「スルー力」だと思います。どれだけ愉快な評価を拾って不愉快な評価を流せるか、という能力です。
この辺りの能力が高いひと低いひとでストレス値は段違いに変わってくると思います。まあここが高いひとはそもそも他人に評価を求めない傾向にあるような気もしますが。
スルー力が低い自覚のあるひとは、そこら辺の素人に評価を求めるのはやめたほうがいいと思います。相手は評価の素人、それも通りすがりの顔も知らない赤の他人なのです。
彼らは己が下す評価に対してなんの責任も負っていません。法的に追いまくれば責任を負わせられる可能性はもちろんありますが、少なくともそんな自覚を持って発言しているわけではないでしょうからノーカンでお願いします。
どんな大先生であっても、むしろ知られれば知られるほど必ずアンチがいるように、不快な評価を下してくるひとというのはこの世に100%存在します。100%です。99%みたいな日和はありません。大切なことなので三回言いますが100%です。
彼らは無能故にヒマを持て余していてその癖プライドだけは高く嫉妬深い人間だと敬愛する通称ラーメンハゲ先生もおっしゃっていました。
ご存じない方はこの機会にラーメンハゲでぐぐってみてください。ステマです。
まあ正直ここまでは言わなくてもいいんじゃないかとは思いますが、とにかく責任を負っていない人物からの評価なんて気にするべきではありません。
彼らが口にしている内容は居酒屋で野球談議してる地元の常連となにも変わりません。要は俺が監督なら優勝できるみたいな話です。
私はある個人主催のコンテストで審査員のひとりから「退屈。」という三文字の書評をいただいた経験があり、そのときに責任を負わない人間は適当になんでも言えるんだよなと思い至ってそれ以来誰とも知れぬひとに積極的に評価を求めるのは完全に止めました。
まあ良い勉強だったと思っていますが、せずに済むなら別にしなくてもいい経験だったと思います。未経験のひとは出来たらせずに済ませて欲しい。
というわけでまあ、他人からの評価が気になるひとほどきちんと立場のある人物に評価してもらえるよう心掛けるべきです。
具体的にいうとコンテストに出しましょう。当然きちんとお金を貰っている人物、あるいは仮に無償だとしても世間に広く名の知れた人物が評価を下すやつです。
何故それを勧めるかと言いますと、立場のある人間、看板を背負った人間というのは駄目出しをするにしてもきちんと丁寧に何故駄目なのかどこが駄目なのかを指摘するからです。
しなければ自分の立場、自分の背負った看板に傷が付くことになりかねません。彼らはひとの作品を評価することそのものに対してリスク、つまり責任を背負っています。そこら辺に転がっている匿名の有象無象とは覚悟が違うのです。
まあもちろんその上でぶっ込んで来る狂犬もたまに居ますが、それはもうまさに犬にかまれたと思ってあきらめるしかないでしょう。むしろ勲章だと思って語り草にしましょう。私もイッヌに噛まれたことがあり五年前の古傷ですが未だにときどき疼きます。なお物理の話です。
とはいえコンテストに出してもある程度いかないとそもそも書評が貰えない、というのもひとつの現実ではあります。ああいうものは基本的に数撃ちゃ当たると思っていますが、弾を込めるにも労力が要りますし無限には撃てないでしょう。
そうすると次はどうするかという話ですねふぉろわ。
はい、評価してくれる、評価の好きそうなふぉろわと懇意になりましょう。仲の良い人間に無責任に不愉快なワードを投げられる人間というのはなかなか居ませんし、逆にそこまで気心が知れているなら例えぶっ込まれてもそう傷付くことはないでしょう。もし相手がどちらでもないただのクレイジーくんの場合は可及的速やかに別れましょう。あなたは人選を誤りましたが一秒でも早く気付けたことは不幸中の幸いでした。
まあともあれ。なんだかんだで持つべきものは仲間です。友達とまでは言わなくても良いでしょう。勝手知ったる同好の士、くらいの距離感で。
要は顔も知らない付き合いもない赤の他人に好き勝手言われるからムカつくし傷付くのです。作品の評価を求めるときは責任のあるひとや軽口を叩き合える程度の距離感のひとを選びましょう。
「辛口評価」とか「9割批評です」とか「ダメ出ししかしません」みたいな類いのひとにあなたの可愛い作品の評価を求めるべきではありません。少なくとも私だったら絶対関わりません。
可愛いうちの子うちの作品を悪く言うようなヤツになんで媚びへつらってまで評価を求めねばならんのぢゃ?
私が可哀想だわ。
というわけでひとの評価が欲しいそこのあなた、求める相手を選びましょう。可能な限り厳選しましょう。
あらゆる職業、あらゆる信条、あらゆる趣味、あらゆる界隈、どんなところにもおかしなヤツは必ずいます。
大事なことなので二回言いますが必ずいます。
良いひとマトモなひとしか居ないコミュニティなんてものはこの世にもあの世にもどこにも存在しません。そして、そういう連中こそ誰より自己主張と承認欲求が激しく無差別に評価を求めたとき我先にとピラニアのように飛び付いて来るのです。
評価を求めるのであれば相手選びは本当に大事です。お気をつけくださいませ。
それでは皆様、楽しく快適な創作ライフを!!
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