2人が本棚に入れています
本棚に追加
裏表物語
「ねぇ、浦島太郎の現代版物語知ってる?」
昔ばなしの絵本ニューバージョンかなぁ。。。好みは人それぞれだがお試し無料アプリらしいので勧められるまま一応ダウンロードした。
試しに読んでみよう。
ある日、青年は日課のサーフィンをしていた。その日はいい波が来ているようでスッキリして帰ろうとした矢先、ミドリガメを取り合いして揉めている子供たちがいたので青年は
「一匹しかいないから君たちで分けられないよ?」
いかにもテキトーなその場しのぎの上辺だけの説明だと青年は後悔しつつ、子供たちは確かに!と納得して帰って行った。
そこに下の方から声がする。
カメだ!!
カメは「助けてくれたお礼に竜宮城に案内する。」
そう言った。
「カメがしゃべったぁっ!?」
まぁいいか。この流れは例の昔ばなしの浦島太郎だよね。つまり乙姫は超絶美人だよなぁ。
「まてまて、その前にカメだけど手の平サイズじゃん!」
するとカメは
「今のご時世の竜宮城は陸地です。」
意外に冷静なカメだ。時代の先読みか?
早速竜宮城へ案内され玄関でのお出迎えの人数とハイスペックの美人勢揃い、テンション上がる!
一通り食事を終えてお手洗いに行った帰りの廊下でボソボソ愚痴らしき声がする。
「玉手箱の中身を在庫切らしてそれが乙姫にバレる前にどうすれば。。。」の内容だ。
玉手箱、
そういえばそれ開けると過ぎた時間分歳をとる箱か!
部屋に戻って早々帰り支度を青年は始めた。乙姫はどうでもよくなった。怖いわけではない。
しらけただけだった。
玉手箱を断った途端早々に乙姫登場。
玉手箱を受け取らないのが気に入らなかったのだろうか。
それでも食い下がる乙姫。
仕方ないので乙姫に正直に言った。
「あんた、ブスだぁ。」
乙姫「え?マジ!?」
青年「マジ!」
という、本当は乙姫は超絶ブスだったという物語。
何を読んでいるんだろ。。。
記憶にも残らない低能物語でした。
最初のコメントを投稿しよう!