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明日、また東京なのはスケジュール管理をしているから知っている。
でも、夜に電話する事を実際に確認されたのは、はじめの一回きりだ。
「電話する」って、するって言った。
会社用の敬語じゃなかった。
何でもない一言にしがみついていて、私は何処へ行くのだろう。
あの人の心にはあの女の人が居るんだと思う。
それで?
だから、なんなんだろう。
私だって、心に大きな箱を抱えて、それを誰にも見せるつもりもなかったのに。
そういう二人で、何か抱えて、誤魔化しながら、遊ぶので良いと思っていた。
それが今、サトダさんの特別になりたいと思う自分がいる。
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